今はもう使えない「琉球切手」も買取してもらえました!


琉球切手というものをご存知でしょうか?
沖縄に住んでいない方にはあまり馴染みが無いかとは思いますが
沖縄には太平洋戦争後、アメリカ軍によって統治されていた時代がありました。
その際に使われていた切手の事になるのですが
図柄に円や銭の表記ではなく、アメリカの通貨単位でもある¢(セント)などが表記された切手になります。
沖縄の風景や文化など、独特のデザインがあり
沖縄が本土復帰する際に発行停止となっていることから
今となっては見かける事はあまり無く、切手コレクターの中で密かに人気があったりする品物でもあるんです。

ちなみに広義での総称として「琉球(沖縄)切手」と呼ばれておりますが
厳密に言うと「沖縄切手」と「琉球切手」は別物になります。
「沖縄切手」は統治前の1945年~1953年6月に発行された切手の事を指し
「琉球切手」は1953年7月~1972年5月14日の期間に発行された切手の事を指します。
琉球切手も前期と後期で額面表記が違っており
前期はB円というアメリカ占領下の沖縄や鹿児島の奄美諸島などで流通した疑似紙幣の表記
後期はドル・セント建ての表記になっていたりします。
こういった経緯もある事から
「今となっては使えない(手に入らない)」
「発行部数も少ない」
といった事もあり、切手コレクターの中では価値があるものとして位置づけられているんですね。
市場では使えない事から、基本的に一般に出回る事はないため「ヤフオク」などの個人売買でのやり取りが主になってくるようですが
基本的には100円~数千円程度でのやり取りとなってくるようです。
次でご紹介もしますが中にはプレミアがつくものもあるようで、そういったものであれば単体で数千円~中にはもっと高く値段がつくものも?

ではどういったものにプレミアが付くのか?ですが
基本的には
・珍しいもの
・初版か再販か
・図柄が人気
といった点になります。
例えば、「珍しいもの」という事で考えていきますと
改定加刷切手

写真にもあるように10円と100円のものが存在しますが
こちらの100円の改定加刷切手は中でも最高の価格を持つ切手で過去には取引額が数万~10万円を超えるものまであったそうです。
その理由としては、この切手の存在の特異性と希少性が中でも際立っていた事に関係します。
というのもこちらの切手は沖縄在住の外国人の為に高額の航空切手が必要になり、急場しのぎで作られたものであるという点にあります。
その為発行部数も8,000部と少なく使用された期間も1952年4月~1953年3月までの約1年間のみという事も重なり、より特異性と希少性が高まったと言われております。
10円も同様に貴重ではあるのですが、何故かこちらに関しては取引額はそこまで高くなく
版により500~2000円程度で取引されているようです。
天女航空切手

沖縄に古来より伝わる天女伝説にちなんでデザインされたエアメール用として発行された切手です。
こちらは全5種類あり、発行も第1次から第3次まで3回行われ、それぞれデザインや額面表記が違ってきます。
エアメール用という事情から、当時の激しい物価の変動があり急遽金額を改定して加刷されたものもあり
こういった加刷切手には印刷のムラや反転が出たりする事もあり、こういったものには更に高値がつけられたケースも。
その他にも

・はと航空切手
・ドル表示数字切手
・琉球政府創立記念切手
・琉球大学開校記念切手
・植林記念切手
等など、プレミアになりやすい切手もあるようです。

ただ、③でご紹介したようなものは希少でもある事から
「そういった物はない」と言われる方も多いかと思います。
なので、今回はそういったプレミア品はないけど
ちょっとでも高く売る為にはどうすればいいか?のマル秘情報を特別に教えちゃいます!!
基本的に高く売れるものの特徴として
・シリーズが揃っている
・エラー切手
・劣化の少ない美品
例:建造物シリーズ

といった物になります。
琉球切手には数種類の切手がシリーズとして発行されていたり、同じデザインでも額面が違っていたりします。
これらの切手がシリーズ全て揃っていると、単品で売却するよりも高く買い取ってくれるケースが多くあります。
エラー切手は「印刷ミスした切手」の事を指しますが、これは本来破棄されるべきものなので
正直なところプレミア品よりもレアな可能性もある為、なかなか現実的ではないのかなと思います。
最後に劣化の少ない美品は読んで字の如く…ですね。
どうしてもコレクターさん向けに販売する事を想定しての買取となるため
状態の悪いものよりは状態の良いものが良い…これは当たり前ですよね。
といった事が一般的にもよく知られている事になります。
なので上記はマル秘情報ではありません笑
本題はここからになります!

買取店などでは基本的に「琉球切手」のみで持って行った場合
「買い取りできません」と言われるケースもあるようです。
枚数が少なかったのか?はたまた状態が悪かったのか…それとも根本的に琉球切手の買取自体をしていないのか
そういった理由から、せっかく持っていったのに売れずに帰宅…となるとガッカリしてしまいますよね?
そうならない為にやることが
・種類や額面毎に仕分けしてから持っていく
・なるべく多い枚数を集めて持っていく
・琉球切手以外にも貴金属やブランド品などを一緒に持っていく
というのがポイントになります!
特に赤字で強調している部分、これがあるか無いかで大きく変わってくるケースもあります。
何故なら、琉球切手以外にも貴金属やブランド品を一緒に持っていくと
貴金属やブランド品である程度利益が見込める為、その分琉球切手も高めで値付けしてくれる…という事に繋がるようです。
これは実際に管理人が「琉球切手のみ」と「琉球切手の他に貴金属とブランド品」を一緒に持ち込みして検証した結果になります。
それぞれ詳細な金額を出してもらった時に、高くなっていた事から質問をした際に査定士さんから教えて頂いたので間違いはないかなと思います。

まずはこちらをご覧ください。

こちらは各店に聞き取りをした結果になります。
やはり「琉球切手」となると、現状はなかなか値段がつけにくいというのはどの店舗も共通しての回答でした。
ある程度まとまった量がないと買取不可であったり、上記でも挙げましたが種類によって値段が付いたり付かなかったりが今現在の実情になるようです。
そんな中でも1店舗だけ「バラ切手」でも「シート切手」でも1枚からでもOKという回答が!
もちろんモノ次第ではあると思いますが、「バラ」でも「シート」でも大丈夫との事だった為、④のマル秘情報でもあるように
一度目は「琉球切手のみ」、二度目は「琉球切手と貴金属、ブランド品」と一緒に持ち込みとやってみたところ…
無事、買取金額もUPした上で買い取って頂けました!
↓↓↓それがこちら↓↓↓

全部で10,000円に!!(※貴金属・ブランド品は除いた金額です)
ちなみに最初にこれだけ持って行った際はまとめて6,000円でしたが
二度目に貴金属とブランド品を一緒に持っていくと、なんと4,000円アップの1万円に!!
本来は値段がつかないものが紛れていたそうですが、色々お持ち込み頂いたので特別に…との事♪
皆様も「琉球切手」を売りたい時はこちらの店舗へ持っていくと高く買い取ってくれるかもしれませんよ?

おたからや首里店
〒903-0807
沖縄県那覇市首里久場川町2丁目90番地2
営業時間:10:00~19:00(年中無休)
TEL:0120-574-325
URL:http://syuri.original-otakaraya.net/
ちなみに前回もこちらのブログでご紹介しましたが
【2023年1月最新】沖縄県内貴金属買取店 オススメ店はココ!
離島(宮古島)の方の為に、こちらの店舗でも同様に買取して頂けるとの事でしたのでご紹介♪

おたからや平良店
〒906-0012
沖縄県宮古島市平良字西里1003-1
営業時間:10:00~19:00(年中無休)
TEL:0120-574-325
URL:https://hirara.originality-otakaraya.net/

以上、まとめになりますが
「琉球切手」自体は現状としては単体では値段がつきづらい品目になるようです。
基本的には何十枚と綺麗なシート状で残っていないと買い取ってくれる店がなく
今回調査した店舗の中では1店舗のみといった結果でした。
ただ、少なくても1店舗は買取を行ってくれる事が分かっていますので、もし「売りたい」と考えてる方がいらっしゃれば
こちらのブログを参考にして頂ければ幸いです。
あくまでも個人の独自の調査の結果にはなりますが、「琉球切手」を少しでも高く売りたいのであれば
管理人が行ったように「貴金属」や「ブランド品」といったものを一緒に持ち込めば、サービスもして頂けるようなので是非お試しあれ♪
最後まで読んで頂き、ありがとうございます♪皆様の御役に少しでも立てれば幸いです♪